夜勤疲れの人におすすめしたいデイサービス

特別養護老人ホームにしても有料老人ホームにしても、24時間体制で介護を行う施設では夜勤が必須です。夜勤スタッフの配置人数は特別養護老人ホームの場合、利用者25人に対して1人です。

入居者数が多ければ、夜勤スタッフが完全に1人になることはありませんが、特別養護老人ホームは特に要介護度の高い入居者や徘徊行動のある認知症の入居者が多いため、業務が重なって大変になりがちです。

また、高齢者の急変は夜間に起こることが多いので、神経をすり減らして夜勤を行う職員も少なくありません。眠い中で神経をすり減らしながら働くのはなかなか体力がいるもの。そんな中、夜勤に慣れるまでには時間がかかるでしょう。

神経がもたない、または体力がもたないという理由で転職するのであれば、デイサービスに転職するのも一つの手です。近年はお泊まりデイを行う施設が増えており、夜勤を行わなければいけない可能性はあるものの、利用者9人に対して夜勤スタッフは1人という基準なので余裕があります。

さらに、お泊まりデイの利用者は、日中にデイサービスを利用している人に限定されているのが一般的です。そのため特別養護老人ホームの入居者よりも要介護度の低い人が中心で、介護の負担が少ない傾向にあります。また、お泊りデイは介護保険外のサービスになるため現状では定期的に利用する人は多くありません。そのことから、夜勤は不定期で回数も少ないことが予想できます。